数理造形なキリン

 

毎年恒例、デザイン学校のときの友人たちとの年1回の作品展示会「モノの動物園」。今回はRhinoceros+Grasshopperという、数式で形状がコントロールできるソフトを1から勉強し、キリンの模様を使った立体をデータで作り、3Dプリンタで出力しました。

 

<展示全体像>

 

 

※最後の2枚はCGです!

 

ずらっと並んでいるものがそれで、「ベースのキリン立体」、「丸みをつけたもの」「面取りしたもの」「模様の数式『ボロノイ』を使い立体にしたもの」「それをさらに加工」「それを2倍で出力(しようとして失敗したもの)」という順番です。2倍サイズは失敗したので赤い布をかけて「Coming soon」と書いて、CGのイメージをつけてでごまかしました(苦笑)

それだけではなく、実際にGrasshopperの可能性を知ってもらおうと、簡単な操作で丸みが変わったり、脚の長さが変わる『お試し版』を作りました。それを体験してもらうべく、パソコンとプロジェクターを持ちこんで展示、自由に触って実感してもらいました。(ノートPCでは非力で動かず、デスクトップPCを運んで設置しました。重かった。。。)

3Dプリンタ出力はホント苦労しました。。。ここに書くとメチャクチャ長くなるので書きませんが、Shapeways、DMM.com、Makers’Base、大崎SHIPの4か所を渡り歩きました。。。アドバイスいただいた各所の皆様、ありがとうございました。

(2017年5月)